マルグラスデザインスタジオの理念
■私たちはデザイン行為を目指しています
ひとくちに「デザイン」と云ってもその本質はあまりにも広くまた深いものですが、その一端をあえて簡単に表すと「誰かのために何かを創造すること」だと言えます。
「誰か」は、施主様であったり、現在まだ出会っていないどこかの誰かです。
「ために」は、その人にとってポジティブな方向に影響を与える事で、思いやりや優しさが含まれるはずです。
「何か」は、ステンドグラスや工芸品にかかわらず、私たちの身のまわりにあるほとんど全ての「人」が創り出すものです。
「創造」は、新たな何かを作る事で、同時に創り手は、もはや本能に近いレベルで「歓び」を感じる行為です。
■理念の根底には
ステンドグラスを専門に業務を行っているマルグラスデザインスタジオですが、その理念の根底には「ガラスでなければ意味がない」と言うほどのこだわりは持っていません。少し意外に聞こえるかも知れませんが、上に述べたようなデザイン行為が目標であり、ステンドグラスはそれを具現化するためのひとつの手段に過ぎないと考えています。
■もうひとつ大切なこと
「創り手である自身がまず楽しむこと」です。（施主様には失礼に聞こえるかも知れませんが）まず創る側が楽しまなくて創ってもらった側が楽しいはずがない。との身勝手な思い込みのもと、たとえどんな状況であれ私たちがエンジョイできる部分を探し、そして出来る限り楽しみながら仕事をするよう心掛けています。