保育所の玄関ホール吹き抜けに施工されたステンドグラスです。
建物の南面に取り付けられていて一日中太陽の直射を受け色鮮やかに輝いています。
このステンドグラスは1階の玄関ホールから見上げるかたちでのみ見る事ができ、2階の高さから正面に見ることはありませんのでステンドグラスを透しての景観や外からの視線を気にする事なくガラスを選択する事ができます。
縦長3連の窓のそれぞれの間が、窓の巾と同じくらい空いており3枚を1つのキャンバスとして描くには難しい状況でした。そこでこの大きな「間」を逆手に取り、動物たちが柱のかげでかくれんぼをしていて顔をのぞかせている絵にしてみました。大きな太陽を背景にかくれんぼをするかわいい動物たちと空に広がった色取り取りの花、日の光を受けて窓枠の壁面に映る「色彩の影」もステンドグラスの魅力のひとつです。