玄関を入ってすぐ真正面の、トイレの上部欄間の位置に取り付けたステンドグラスです。
お部屋の内装は壁紙やブラケットなどはもちろん、洗面台から蛇口に至るまで、奥様によるこだわりのアンティーク調のアイテムで徹底されています。
それに合わせてステンドグラスもアンティーク調のデザインを採用し、センターのオーナメントと呼ばれるアンティーク調の飾りと、こちらもアンティークではオーソドックスなラチスと呼ばれる菱型の格子模様でムードを演出しています。
左右下部の薔薇は、奥様のご要望でパレオと言うオレンジ色の薔薇をアレンジしたもので、画一的になりがちな様式的なデザインの中に、施主様とステンドグラスのデザインの結びつきを織り込む事ができた良い例だと言えます。トイレ内の照明が図らずもステンドグラスのちょうど真ん中の良い位置に重なっています。